「やまなしエコジャーナル」は、山梨県内の環境やまちづくりに関わる地域活動にスポットを当てたインターネット新聞です

レポート・コラム

2012/9/8~9/9 大地の芸術祭レポ

今回は山梨県を飛び出して、新潟で開催されていました「越後妻有大地の芸術祭アートトリエンナーレ」に参加してきましたので、その模様をお送りしたいと思います。

 

この「大地の芸術祭」は2000年から3年ごとに開催され、今回で五回目を迎えました。中心となっている地域は新潟県十日町市と津南町からなる越後妻有と呼ばれる地域です。総合ディレクターとして北川フラムさんを迎え、国内外から310組のアーティストと367点の作品を展示している国内有数の芸術祭です。芸術祭コンセプトとして「人間は自然に内包される」という基本理念が掲げられています。この理念が示すように、芸術作品の多くが野外もしくは民家などに展示され、自然とアートを一体化させているという特徴があります。

 

まず初日に訪れたのは津南町にある山本想太郎さんの作品「建具ノモリ」です。

この作品は建物の建て替えで出た建具をピラミッドのように組み合わせた作品で、中で物も売ることができる作品です。

 

次に訪れたのは同じく津南町にあるアン・ハミルトン作「金属職人の家」です。

中はアコーディオンのような装置がつけられており、来場者は自由に音を出して楽しめます。

この家は元々養蚕をしている家で、天井裏には蚕を飼うためのスペースが残っています。

 

二日目は十日町にある「キナーレ」から出発します。

中に入り、最も目を引くのはクリスチャン・ボルダンスキーの「NO MAN’S LAND」です。これはキナーレ中庭に大量の古着とそれを吊り下げるクレーンを設置したインスタレーション作品となっています。

次に訪れたのは山奥にある「うぶすなの家」です。

この家は空き家となっていた家をアート作品を展示することにより管理し、集落に人を呼び込める施設となっています。中では食事が出来るスペースがあり、集落の方がガイドや食事作りをしていました。この「うぶすなの家」がある集落は数えるほどの集落しか残っておらず、「うぶすなの家」があることによって大きな経済効果を得ることも出来ています。

このように地域の環境や社会がアートと一体となっていることが興味深いイベントでした。芸術祭は終わってしまいましたが、いまでも見られる作品もありますし、期間外のイベントも行われています。このあたりは大変な豪雪地帯ですが、そのことを活かした「雪のスタジアム」というイベントも3/2~3に開催されるようです。興味のある方はホームページをチェックしてお出かけください。

越後妻有 大地の芸術祭の里 ホームページ  http://www.echigo-tsumari.jp/

まるま

2013年2月28日| レポート,レポート・コラム

コメント

コメントをお寄せください。

コメントの投稿

やまなしエコジャーナルでは取材の申し込み、イベント情報提供をしていただける方を募集しています!お問い合わせメールフォームよりご連絡ください!